設計がここまで面白いと思えたのは、ラ・カーサだったから。

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仲間のこと

Profile

設計士 伊藤 舞

2015年新卒入社。学生時代は建築都市デザイン学科を専攻し、建築の面白さを学ぶ。就職活動時、一人ひとりの個性を尊重する風土や組織の柔軟性、デザイン力の高さなど、思い描く理想の企業像とラ・カーサが合致し、入社を決意。

打合せ

一人ひとりに向き合ってくれる環境だったから、頑張りたいと思えた。

私が1年目に配属されたのは、スタイリスト(インテリアコーディネーター)でした。もちろん建築が好きで入社しましたが、実はインテリアの分野は、学生時代から少し苦手意識があったんです。さまざまな外的要因から答えを導く設計と違って、インテリアはお客さまの趣味性を反映したご提案をすることが多いため、好きの相互理解ができていないとご希望に応えられない難しさがあります。当時の私は、その点に悩んでいました。そんな私の姿にいち早く気づいてくれたのが、上司でした。少し自信を失っていた私の話に耳を傾けてくれて、結果としてその後まもなくアシスタントデザイナー(設計アシスタント)に異動することに。デザイナーとしては少し遅れたスタートになりましたが、図面作成やお客さま先への同行など、基礎から体系立てて教育してくれたおかげで、入社から4年目にはデザイナーの仕事を覚え始め、5年目には独り立ちすることができました。


設計

作り手の私たちも、毎回ワクワクしています。

今は、デザイナーとしてお客さまの家づくりを責任もってお任せいただいています。コンセプトを決めるセッション(打合せ)から同席し、日陰の落ち方、風の入り方などの敷地分析を行った上で、アイデアを膨らませていきます。お客さまから出たご要望を、暮らしの空間に落とし込む工程は、難しいながらも楽しい瞬間です。例えば椅子よりも床に座る生活が良いというご意見があった場合。畳と大きな机を用いて、そのまわりの好きなところに座れる空間を用意しよう!段差をつくって、座る人と立つ人の目線があうといいのでは?と、連想ゲームのように組み立てていきます。具体的な間取りを決めるのは、イメージがお客さまとぴったり合致してから。それからもチームで一緒に考案するのですが、全員が良い家をつくることへのこだわりが強いからこそ、意見がわかれることも珍しくありません。そんなプロセスも、ご提案時の納得感に繋がっています。お客さまの中には、他社でもお話を聞かれた後に、戻ってきてくださる方も多くいます。「私たち以上に私たちのことを理解し、想像してなかったプランを出してくれたのはラ・カーサさんだけ」そんな嬉しいお言葉をいただける度に、やっぱりこの仕事が好きだなと感じます。


学び

学び、成長し続けられる楽しさを感じています。

現在、デザイナーとして新築木造住宅の設計をメインで担当していますが、特にこの数年内でお客さまの省エネ性能への関心が高まっているのを感じています。お打合せ時にご質問を受けることも多く、私自身も知識を身につけられるよう、勉強を続けています。こうした住宅まわりの見識もアップデートしていきながら、今後もお客さまのご期待にお応えしたいと思っています。また、将来的には家そのものだけでなく、庭や街並みまで視点を拡げた提案ができるようにスキルも磨いていきたいです。ラ・カーサのデザイナーという仕事は、本当にやりたいことが尽きません。