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柱や梁が太いほど、家は強くなる? 木の家の耐震について疑問に答えます。

2021.12.20 住まい
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重厚な柱や梁が支える古民家を見ると、「どっしりとしていて、地震に強そう」という印象を受けます。それに比べると今の木造住宅の構造材はスリム化しているため、「耐震性は大丈夫?」と疑問を持つ方がいらっしゃいます。
構造材の大きさ・材質と、耐震性の気になる相関関係とは?

ラ・カーサのデザイナーが分かりやすくお伝えいたします。

 

「大黒柱」はなくても大丈夫?

 “一家の大黒柱”という慣用句もあるように、家を貫く1本の大黒柱は構造に不可欠な存在と思われがちです。
結論から言うと、最近の住宅構造に大黒柱はマストではありません。(意匠として取り入れることはもちろんできます)。
ラ・カーサでは一邸一邸で構造計算を行い、最高等級である「耐震等級3」の家づくりを行っています。耐力壁量など複雑な計算を行う中、新耐震基準でも重視されているのがバランスです。
今の住宅では、構造材の過度な太さに頼らず、適切な構造材を使って全体のバランスが成り立つよう設計しています。また、家の重量は重いほど耐震性が下がりますので、屋根や外壁材にはガルバリウムを使うなど建材の軽量化も進んでいます。

 

構造材は「無垢材」の方がいい?

無垢材は、家づくりに適した上質な素材です。1本の木からそのまま製材した無垢材は、やはり質感や耐久性が格別。大黒柱や化粧梁を見せる和モダンの家づくりに最適といえるでしょう。
一方で無垢は、乾燥によって反りや割れが起こりやすいというデメリットがあります。近年は木材の性質を見極め、適材適所の判断をしてくれる職人さんが減りつつあり、品質を維持するのが難しいというのが正直なところです。
さて、ラ・カーサが構造材として採用しているのは、エンジニアードウッドです。これは木を張り合わせた建材のことで、集成材とも呼ばれます。

集成材の一番のポイントは、JAS規格を受けられるほどの安定した品質。木材ごとの個体差がないため、構造計算通りの強度の建物を実現しやすくなります。
また「大型の梁が必要」となった時に無垢材の中から探し出すのは大変ですが、集成材には大型建材も豊富に揃っています。こうした自由度やコスト面も魅力的だと思います。
「耐震等級3」の性能を正しく実現するためには、品質の確かな構造材は不可欠。ラ・カーサでは、JAS規格をクリアした集成材だけを使用し、性能やトレーサビリティまで把握しています。

 

ラ・カーサの耐震性のポイントはほかにも

ラ・カーサの家は吹抜けや大窓、スキップフロアを楽しむ開放的なお住まいが多いのですが、なぜ耐震等級3の強度を両立できるのでしょうか?

それを支える構造のひとつが、「構造用面材」です。
一般的な木造軸組工法(在来工法)では、横からの地震力によるねじれやゆがみを防ぐために、筋交いという斜め方向の構造材を入れて補強します。
ラ・カーサでは筋交いの代わりに「構造用面材」を壁の下地に入れて、面の力で耐震性を高めています。

構造用面材は強度が高いため、筋交いよりも壁の量が少なくてすみ、設計自由度が上がるのもメリットです。広々とした吹抜けリビングやアウトドアデッキといったリゾートのようなお住まいも、心置きなく楽しんでいただけます。

 

今回、2回にわたって耐震のお話をお伝えしてきました。
ラ・カーサの家の耐震性で一番こだわっているのは、「全棟で構造計算を行い、耐震等級3をマストにしている」ところです。これは当たり前のようで、木造2階建て以下の住宅では意外と珍しいことなのかもしれません。

 

詳しくはラ・カーサの各店舗でぜひご質問ください。

 

 

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