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「耐震等級3」には2種類ある? 木の家の耐震についてカンタン解説。

2021.12.10 住まい
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住まいの役割は、雨風をしのぐことと、家族の安心を守ることが原点です。とくに「百年に一度」の地震や台風が増えている昨今、どのレベルの強さを備えればいいのか、悩むところですね。

ラ・カーサでは強度の目安として「耐震等級3」の仕様を標準にし、全棟で構造計算を行っています。今回はこの耐震等級3へのこだわりについて、デザイナーが解説いたします。

 

「耐震等級3」は耐震性の最高等級です

住まいの耐震性を表す基準として、よく耳にするのが「耐震等級」です。等級1~3まで3段階あり、ラ・カーサの標準仕様である「耐震等級3」は最高等級にあたります。
この「耐震等級」のレベルが1上がると、どれほどの差になるのでしょうか?



「耐震等級1」とは?

建築基準法で定められている最低限の耐震性で、新耐震基準と呼ばれるものです。震度5強程度で軽微なひび割れ程度、震度6強~7で倒壊しない強度、とされています。
その最低限の1.25倍が「耐震等級2」で、避難所となる学校や病院に求められるレベルです。1.5倍が「耐震等級3」で、警察署や消防署は最高等級3の強度を備えています。

 

「耐震等級3」は、家に必要なのでしょうか?

さて、耐震等級3の家はなかなかハイスペックなことが分かりますが、近年は等級3の耐震性を持つ家づくりが広がっています。
そのきっかけの一つが熊本地震でした。震度7が2度繰り返すという観測史上初の地震において、耐震等級3の家の多くが無被害だった点が注目を集めたのです。
住まいは安心を守る場所であり、大切な資産です。想定外がいつ起こるか分からない時代、「構造については建築会社にお任せ」ではなく、理解を深めておきたいですね。

「耐震等級3」といっても、同じではない!?

ここからは、もう少し踏み込んだ話です。
同じ「耐震等級3」といっても、評価方法が2種類あることをご存じでしょうか?
一般的な耐震等級3といえば、「品確法による性能表示計算」が該当します。2階建て以下の木造住宅の場合、構造計算は必須ではありません。そこで性能表示計算によって一定の基準をクリアすれば、「耐震等級3」の強度を取得することができます。

シンプルな箱型の家なら、2つの計算方法による差はあまりないでしょう。でも吹抜けやスキップフロアなど形状が複雑になるほど耐震の計算は難しくなり、同じ耐震等級3でも強度に差が出ることがあります。
そこでラ・カーサでは、構造設計専門の設計士とタッグを組み、「許容応力度計算」による耐震等級3を標準にしています。
こちらはオーダーメイドの耐震性と言えるもので、1邸ごとに構造計算を行うため、過剰でもなく過少でもない、適切な耐震性を導き出すことができます。
もし、開放的な間取りとより高い安全性を両立したいとお考えであれば、「許容応力度計算」による耐震等級3に注目してみてはいかがでしょうか。

耐震等級3のその他のメリットは?

ちなみに、耐震等級3だと地震保険料が安くなるというメリットもあります。が、気を付けてほしいのが、耐震等級3の強度がある家を建てた=耐震等級3認定!ではない点です。
性能証明書を得るには、第三者評価機関に評価してもらう必要があります。これは住まい手の任意であり、有料ですので、じっくり検討するといいですね。

 

ちょっと難しい、でも避けては通れない住まいの安全・安心の話。ラ・カーサの店舗で気軽にご質問ください。

 

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