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小さな名建築

2013.11.28 建築
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秋深くなり、風が冷たくなり始めた11月初旬、

ずっと行ってみたかった名建築を訪ねてきました。

東京の「江戸東京たてもの園」内にある『前川國男邸』です。

吹抜け.jpg階段.jpg

建築家 前川國男が第二次世界大戦中に建てた自邸で、

一時は解体され材料だけ保管されていたのを復元したものです。

戦時中の限られた資材と「新築住宅は延べ床100㎡以内」という当時の規制の中でも

広く開放的に見せる工夫がなされています。

LDKは吹抜けになっていて、南面は幅、天井ともに

最大限にとられた開口部から、秋の柔らかい日差しが差し込んでいました。

北側も1階部分は大きな開口部になっており、その上はロフトになっています。

風が通り抜け、光があふれる空間で、時間が経つのも忘れてしまいました。

LDKの東西にはそれぞれ水周りや寝室、書斎がレイアウトされていて

コンパクトながらもそれぞれが居心地良い空間になっています。

 

70年も前に建てられた建築が、今なお古びていないと感じるのは

人が感じる心地良さや快適さというものが昔から変わっていないということかもしれません。

気持ち良い光が入ること、風を感じられること、穏やかな陰影があること。

住宅をつくるうえで大切なことを、もう一度考えさせられた場所でした。

 

ishikawa

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