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視点と間取りがひと味違う。「高低差のある敷地」を活かした家。

2021.12.24 住まい
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高低差のある敷地の家づくりは、規制やコスト面などのハードルが高く、建築会社の設計力と施工力が問われます。でも高低差をうまく活かすと唯一無二の住空間が叶うことから、可能性に満ちた敷地とも言えます。

今回は難しくも面白い「高低差のある敷地」の活かし方について、気をつける点や具体的なアイデアを解説します。

高低差のある敷地のメリットとデメリットとは

坂道の多い住宅街で見かけることの多い「高低差のある敷地」。道路面より土地が高い場合は、眺望が良く開放感を高められるメリットがあります。逆に道路面より低い土地の場合は、静かで落ち着いた住空間が可能です。また一般的には、土地購入コストも抑えることができます。
デメリットは、やはり造成のひと手間です。家はフラットな土地にしか建たないため、敷地内に高低差があれば盛土や切土をして土地をならしたり、擁壁等で土地を補強する必要が出てきます。土地購入コストを抑えたのに、造成に数百万円ほどかかり予算オーバーになってしまっては本末転倒ですね。

もうひとつ、傾斜地には法規制が多いため、建築会社の経験値も重要です。気になる候補地を見つけたら、土地を購入する前に建築会社にぜひご相談ください。プロの見極めにより、「こんなはずではなかった…」という後悔を防ぎやすくなります。

擁壁の高さを活かしてガレージハウス風に

さて、敷地の高低差といっても数十センチから1~2メートルまでさまざまです。今回は擁壁のある敷地をうまく活かしたお住まいをご紹介しましょう。

オーナー様は「ウッドデッキのある広い庭」に憧れをお持ちでしたが、擁壁によって駐車場と建物予定地が分かれているため、庭をつくるスペースがありませんでした。そこでウッドデッキを延ばし、カーポートの屋根としてデザインすることに。2メートルという高い擁壁によって、結果、プライベートな庭とインナーガレージを両立できました。

道路から2メートル上に建てられたお住まいは、1階でも2階リビングの家のような開放感を味わえます。リビングがぐっとせり出したようなウッドデッキは、空中庭園さながらの心地よさ。ウッドフェンスの立ち上げにより道路からの視線が気にならず、庭でのんびりと寛げるのもうれしい点です。


キッチンは家の奥側に配置して、シックで落ち着いた空間に。キッチンからもウッドデッキ越しの空を一望できます。隣家と接する部分は極力窓を減らし、プライベート感に満ちたLDKが叶いました。

高低差がある敷地では「生活動線」もカギに

高低差のある敷地では、玄関までに階段のあるアプローチが多いため、室内ではなるべく家事動線をラクにしたいものです。
こちらのお住まいは、水回りを2階に配置しました。洗濯の洗う・干す・しまうが1フロアで完結し、洗濯物を持って上下階を移動する必要がありません。2階バルコニーは地上から3階ほどの高さがあり、洗濯物の外干しが目立たずに済みます。

また、リビングの南面の掃き出し窓の前にスケルトン階段を設ける、という個性的なプランも見どころです。吹抜けのハイサイドウインドウは「風を取り込む窓」として設計し、高台の光と風を余すところなく愉しめるお住まいになりました。

このような個性的な敷地は、ネックがある半面、フラットな整形地では出せない家づくりの魅力があります。オーナー様とデザイナー双方の創作意欲が湧き、思わぬアイデアが生まれることも!オリジナリティに満ちたお住まいを叶えたい方は、土地の選び方から建築会社に相談するのがおすすめです。

 

 

 

 

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