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老舗たる所以

okayasu okayasu
2018.12.18
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 野暮用があって、ベトナムのハノイに行ってきました。滞在先を老舗ホテルに決めたのは、夏の町家ステイで感じた緩やかな時間の流れに味を占め、ハノイのざわついた街中でも老舗のホテルならゆったり過ごせるのではないかと思ったから。以前、熊澤社長のブログでも登場したソフィテル・レジェンド・メトロボール・ハノイです。コロニアルな雰囲気が私好みでもあり、実はずっと気になっていたのです(笑)

 

 創業はフランス統治時代の1901年。100年以上の歴史をもつ格式あるホテルは、ロビーに入った瞬間から優雅で美しい空間に包まれ、外の喧噪とのギャップに驚かされます。それはヨーロッパの街中で教会に入った時に感じる静けさや落ち着きに似ていて、まるで別世界への入口。時代をひゅっとさかのぼり、スウィング・ジャズでも聞こえてきそうな雰囲気です。

 

 このホテルはチャーリー・チャップリンが新婚旅行で滞在するなど、数多くの著名人からも愛されてきました。その理由は建物の魅力だけではないでしょう。エレガントでクラシカルな品の良さは、ここで働く人も同じ。フレンドリーな中にも礼儀正しい所作があり、誇りを持って自らも楽しみながら働いていることが伝わってきました。これこそが、老舗の老舗たる所以なのだなと。

 

 100年脈々と受け継がれてきた歴史は、建物の味わいだけでなく、働く人やそのホスピタリティも同じように成熟していくのですね。100年続いているという事実そのものが、揺るぎない品質と信頼を裏付ける。プールサイドでぼんやりしている私のことも気にかけてくれるスタッフさんと世間話をしながら思うのでした。

 

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