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我が家の暖房、どう選ぶ?

2021.02.05 建築
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冬の寒さ本番を迎えると、改めて我が家の暖房設備が気になります。

家づくりでも「暖房を何にする?」が皆さんの悩みどころ。

 

エアコン、ファンヒーター、床暖房、全室空調などいろいろあるけれど、

一戸建ての暖房には結局どれがよいのか迷ってしまいます。

 

暖房の熱源はどう選んだら良いのか。

光熱費、初期費用、体感温度、空気環境など様々な点も考慮しながら、

一般的な暖房の種類と特徴について見てみましょう。

 

 

エネルギー効率が良くお手軽なのはやっぱりエアコン

「エアコン」は電気を熱源とし、ヒートポンプを利用して熱を集めています。

ヒートポンプとは、少ないエネルギーで空気中などから

熱をかき集めて大きな熱エネルギーとして利用する技術のこと。

 

エアコンにはこのヒートポンプが使われているため、

他の暖房に比べて最もエネルギー効率がよく、

光熱費を抑えられることも大きなメリット。

一方で、エアコンでは温風による乾燥や

ホコリが舞いやすくなることを気にする人も少なくありません。

 


速暖性を求めるなら石油・ガスファンヒーター

 

暖房として根強い人気のある石油・ガスファンヒーター。

「暖房力が高い」「すぐに暖まる」ことが最大の魅力ですが、

排気ガスが気になるところ。

そこで最近注目されているのが「FF式(密閉式強制給排気)ファンヒーター」です。

 

熱源となるガスや灯油を燃やして熱を生み出すファンヒーターは、

燃焼の際に排気ガスが発生するため、

一般的な開放式ファンヒーターでは定期的な換気が必要となり、

排気ガスには水蒸気が含まれているので結露の原因にもなります。


それに対してFF式ファンヒーターは外壁に取り付けた煙突から

燃焼後の排気ガスを外へ出し、クリーンな温風を室内に吹き込むため、

換気や結露を気にすることなく室内をクリーンな空気で快適に保つことができます。

 


足元からポカポカと心地よく暖まるのが床暖房

 

エアコンより4℃低い温度設定で同等の快適性が得られるというデータも出ている床暖房。

電気を熱源とする「電気式」と、温水で暖める「温水式」があります。

 

工事が簡単なのは「電気式」ですが、

暖まりが早い上にポカポカとした心地よさが持続するのは「温水式」で、

温水を作る熱源には電気とガスの両方から選ぶことができます。


広いスペースで使用時間が長いほど「電気式」よりも

「温水式」の方がコスト面でも優位になると言われ、

床暖房の中で普及率が最も高いのはガス給湯と合わせた温水式ガス床暖房です。

 


部屋全体でなく家全体を暖めるセントラルヒーティング

 

欧州生まれの「セントラルヒーティング」は家全体を暖める暖房システム。

 

一箇所に設置されたボイラー等で暖めた熱を家中に循環させ、

各部屋に設置したパネルヒーターなどで放熱する仕組みで、

一般的に全館空調と呼ばれるものです。

室温差が原因で引き起こされるヒートショックの防止に有効です。

 

セントラルヒーティングは

温水セントラルと温風セントラルに分類されます。

 

温水セントラルは、水を循環させるため、

ある程度長い距離の配管でも熱が損われにくいため、

比較的大きな建物の暖房を行える利点があります。

 

温風セントラルは、

石油もしくは電気、ガスなどを用いて空気を暖め、各部屋に分配するシステムで、

空気を循環させるため、配管の気密性をそれほど気にしなくても良く、

最近ではエアコンを利用した全館空調を採用する人も増えてきております。

 


薪ストーブ・暖炉という選択

 

今やスローライフを好む人たちだけの暖房ではなくなった「薪ストーブや暖炉」。

部屋の空気を暖めるだけでなく、高い赤外線効果で人肌にも直接暖かさを運んでくれます。

 

災害時にライフラインが絶たれた時には強い味方となり、

エアコンやFF式ファンヒーターとは比べ物にならないほど大きな空間を暖めることもできます。

 

また、薪が燃える炎には「1/fゆらぎ」による癒し効果があり、

薪ストーブならではの料理の醍醐味を楽しめることも大きな魅力。

冬の過ごし方から変えてくれる暖房ではないでしょうか。

 

 

最近施工割合が増えてきている蓄熱暖房器

 

蓄熱式暖房器とは割安な深夜電力を使いレンガの過熱を行い、

日中は長時間にわたって加熱したレンガの放熱を利用し空間を温めます。

 

また、暖房に使うエネルギーは電気のみであるため、

空気もクリーンな上に火も使わずに安全な上、

エアコンほど乾燥した空気は発生しないので、

寒い季節でも快適な住空間を作る事が可能な暖房器具です。

 

 

色んなところのいいとこ取りなファンコンベクター

 

ファンコンベクターとは、

室外機を給湯システムとして温水を作り、室内機まで温水を引き込み、

それをファンで温水通路に風を当てて温風を作りだします。


室内で火を使わないので安心してお使いいただけます。

また、石油ファンヒーターと異なり、

燃焼によるガス・水分が室内で発生しないため、

換気や結露の心配がほとんど必要ありません。

 

 

家族構成やライフスタイルによって、

どの暖房が合っているかを見極めて選ぶことが大切ですが、

どの暖房を選ぶにしても、まずは「高断熱・高気密」の家にするのが大前提だと言えます。

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