コロナ禍においても「遊ぶ・楽しむ」部屋づくり
コロナウィルス感染拡大の第3波が懸念され、
連休や年末年始における外出自粛のムードが高まっています。
第1波、第2波の経験から、大人数が集まるような活動や密室空間を
極力避ける習慣が当たり前のようになりつつありますが、
そのなかでも3密を回避できる活動が注目され、
仕事においてはテレワークやワーケーションなどへの取り組み、
プライベートにおいてはネットショッピングやフードデリバリーといった生活行動が定着してきました。
また、「遊ぶ・楽しむ」といった娯楽活動においては、
キャンプなどに代表されるアウトドアでの活動が注目され、
今年に入って初めて挑戦された方も多いのではないでしょうか。
一方で、本格的な冬に差し掛かかり、気温もグッと下がりはじめようとしているいま、
春・夏に見出した屋外での「遊ぶ・楽しむ」活動も万人受けする時期ではなくなろうとしています。
そこで、改めて室内での「遊ぶ・楽しむ」活動に着目し、
季節を問わない豊かな時間のつくり方を考えてみるのも良いかもしれません。
自分にとって豊かな時間の過ごし方を定義できれば、
それを実現する空間を作り上げていくことができます。
今回は、過ごす時間をより豊かにしてくれる空間の事例をご紹介していきたいと思います。
ケース1:堂々とマンガや趣味の書籍を読みふけりたい
ケース2:道具の手入れがしたい
ケース3:インテリアグリーンを育てたり鑑賞したい
ケース4:音楽や映像を思いっきり愉しみたい
ケース5:コレクションを愉しみたい
ケース6:絵画を描いたり、DIYがしたい
ケース7:ファッションやコーディネートを愉しみたい
今回ご紹介させていただいたのはごく一部の事例です。
コロナ禍における外出自粛や、家に引き籠りがちな冬の時期においても、
考えてみると家族の数だけ様々な愉しみ方があることに気が付くと思います。
そして、より豊かな時間を過ごすために「空間として表現」する時のポイントは、
自身の行動をよく観察し、設計者とコミュニケーションを図ること。
また、まだ実践はしていないけれど、今後チャレンジしてみたいという場合は、
具体的に使用するモノや身体の動き、それに伴う感情をイメージしてみることです。
こんな時代だからこそ、みなさんも是非、自分にとっての豊かな時間とは何かを考えてみてください。
次回以降、各ケースについてご紹介していきたく思います。
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