Official Site

「住宅ローンと金融機関」の選び方

2021.08.12 家づくり
Share
  • LINE
  • Facebook
  • G+

家づくりとお金の話、今回は「住宅ローン」について。

ローンの種類や金融機関が多岐にわたり、どれが自分たちに合っているのか迷ってしまいます。

上手く選ぶコツについて、ソニー生命のファイナンシャルプランナー、渡部純平さんにお伺いしました。

 

 

やはり「変動金利」が一般的?

住宅ローンの種類や金利については、事前に調べてある程度の知識を得ているお客さまが多いように感じます。そして「超低金利を利用して、できるだけお得に購入したい」からと、変動金利を選択される方が多いです。

 

「変動金利型」とはその名の通り、社会情勢によって金利が変わっていく住宅ローンです。金利の推移を見てみると、1994年前後の金利は4%、バブル崩壊直前の1991年頃は一時期8%超!を記録しました。

 

でもここ10年の変動金利は、2.475%でほぼ横ばいです(これは現在借りている方の金利)。これから借りる方は金融機関ごとの金利優遇によって0.5%前後が適用されることもあり、金利だけ見ればお得だといえそうです。※2021年7月現在

 

もちろん、これから金利が上がるリスクはつきものですが、住宅ローンは政府の住宅支援の意向が反映されるので、そこまでの急上昇は考えにくいです。上昇傾向になったらローンを見直して借り換えが可能なことも知っておいてください。

 

一方で、金利が変わるのは不安、完済時までの支払い額を確定させたいという方は、「長期固定金利型」の方が適しています。ファイナンシャルプランナーに依頼して月々の支払額やトータルの支払額を想定してもらい、比較検討してはいかがでしょう。

 


金利の種類と特徴

  • 変動金利型 

   金利が変動するタイプ。金利は半年ごとに見直しがあります。

   (返済額は5年ごとに見直され、半年ごとに変わることはありません)

  • 長期固定金利型

   最初から完済まで、金利も返済額も一定です。変動金利よりも金利は高くなります。

  • 固定金利期間選択型

   5年や10年といった一定期間の金利が固定。その後改めて変動金利か固定金利かを選びます。


 

金融機関は何を基準に選べばいい?

住宅ローンは、どこで借りるのがベストでしょうか?

 

結論から言うと、銀行やネット銀行、信用金庫などを含めて金融機関の金利差はほとんどないといえます。

そのため、団体信用生命保険(ローンの契約者が亡くなった場合に借り入れがゼロになる保険)の内容、繰り上げ返済時の手数料、ローン締結の保証料など、ローンにまつわる費用が選ぶポイントになります。

 

なかには団体信用生命保険に3大疾病などの特約をつけることができる住宅ローンもあります。万が一に備えることはとても大切ですが、すでに加入している生命保険やがん保険の内容と重複や不足がないか、一度チェックする必要があります。

 

頭金は多い方がいいのでしょうか?

「まずは頭金を貯めなくては」という声をよく聞きます。頭金は、お客さまの状況によって準備した方が良いケースとそうではないケースがあります。

 

まず頭金が多ければ、住宅ローンの借り入れ額が少なくて済み、月々の支払額もラクです。でも預貯金のほとんどを頭金や諸費用で使ってしまうのは、もったいないかもしれません。

 

例えば、数年後にクルマの購入を検討している場合。住宅ローンとカーローンを比べると住宅ローンの金利の方が低いため、預貯金を残しておいて、クルマの費用に充てた方がお得です。

 

またちょっと難しい話になりますが、「住宅ローン減税(住宅ローン控除)」という制度を利用するとき、最初はローン借り入れ額を多くして手元に預貯金を残しておき、最大10年間のローン減税を受けた後、その預貯金を使って繰り上げ返済をした方がお得な場合もあります。

 


★住宅ローン控除とは★

マイホームを住宅ローンを組んで購入すると、年末のローン残高に応じて税金が戻ってくる制度です。ローン借り入れ額や年収、ご夫婦の働き方によって戻ってくる金額が変わりますので、詳しくは別でまとめた記事をご覧ください。

住宅ローン減税はいつまで? 知っておくべき5つのポイント


 

よく20~30代の方がご両親に相談すると「ローンは少なくした方がいい」と言われることが多いのですが、ご両親がマイホームを手に入れた25~30年前は変動金利が4%以上もあった時代。今は1%を切る低金利なので状況が違うということも覚えておいてください。

 

もちろん過度な借金をするのもNGで、そのご家族に最適な資金計画を立てる必要があります。ファイナンシャルプランナーなどお金のプロのアドバイスを受けるのがおすすめです。

 


■取材協力 
ソニー生命 ファイナンシャルプランナー
2021年MDRT成績資格会員
渡部純平さん
junpei_watanabe@sonylife.co.jp
大手家電メーカー、地方公務員(教育分野の専門職)という2つの経験を活かすライフプランナー。
お子さまの誕生や新居購入、転職、退職など生活の変化に合わせて、専門的な立場から、お客さまの「夢」や「想い」が込められたライフプランの実現をサポート。
※Million Dallar Round Table(MDRT)とは
全世界の生命保険営業職のトップクラスのメンバーで毎年構成され、本部は米国。そのメンバーは、相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、顧客のために最善の商品(プラン)・知識・情報等を提供しています。
Share
  • LINE
  • Facebook
  • G+
家づくり相談
お近くのラ・カーサで新築・リノベーションについてご相談いただけます。
どんなご相談、お悩みでもお気軽にお越しください。オンラインでの相談も可能です。

家づくりを相談する