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フラミンゴカフェのシズル感

2017.08.25

青山オフィスでの出張仕事の折にいつもお世話になっているフラミンゴカフェに来ていますが、土曜日の今日はいつになく空いています。平日なら11時半頃にはランチ客が詰めかけるので、このゆったり感はとても新鮮で、あたかも違うカフェに来ているように思えるばかりか、空間や内装までも何時ものカフェとは全く違った作りに見えます。フラミンゴカフェは、何にフォーカスしてデザインしたんだろう?

 

店舗デザインでも住宅デザインでも、大切なことは5W1H。誰が、なぜ、どんな人と、どのようにして訪れ、どのくらいの時間を過ごす、どんな場所なのか。その商品単価はどうなのか?を突き詰めて考えてコンセプトを決め、そのコンセプトにフォーカスしてプランに取りかかります。駅の立ち食い蕎麦は、速く・安く食べるのが目的。2時間のフルコースを提供するレストランは、そこでの2時間をユッタリと過ごすための空間デザインが必要です。全てのデザインには5W1Hの要素とシズル感が大切になってきます。

 

デザイナー内では『シズル感』って普通に使っていますが、一般的には馴染みがないと思いますので少し説明をします。シズル感とは、肉を焼く時のジューという擬音語(sizzle)から転じて、料理から立ち昇る湯気や、ビールグラスに付いた水滴など、人の感覚を刺激する感じのことをいいます。早く言えば「美味しそう」「cool」ってことです。その本質は、お客さまのニーズを具体的にするだけでなく、感覚的な満足までを提供できているかということになります。

職業柄、何処へ行ってもそんな風に見てしまいますが、今日のように人のいないフラミンゴカフェでは、改めてデザイナーのコンセプトとシズル感について考えを巡らせることになりました。

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