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カレーパンと握手コミュニケーション

2017.07.27

 

住まいにまつわる展示会に出展するとき、ラカーサはキッチンカーを出動させています。住まいだけじゃなく、食べるコトや暮らしを愉しむコトを掘り起こして人生を豊かなものにする、その過程に家づくりがある。という考えのもとで住まいづくりをしているからです。先日も、住まい耐震博覧会に出展したラカーサは、毎度のキッチンカーを出動させてカレーパンを販売しました。いつもならティーハウスで人気のタルトと紅茶がメニューとなるのですが、今回はカレーパン。この展示会に来る方たちのことを考えた時、ケーキと紅茶でゆったりしたいわけではないと思ったからです。だからカレーパンでも、スティック型で食べやすいものにしました。片手でサクサクと食べられ、口のまわりに衣が付いたり、手がベタベタしたりもしません。気軽に立ち寄って、美味しく小腹を満たしてもらえればそれでよいのです。

 

僕も、そんなカレーパンの雰囲気に合わせてチャーリーブラウンの様なハットを被り、お手伝いでもとキッチンカーに行ったところ、ちょうどスタッフがご成約いただいたお客様とカレーパンをかじっていたんですね。はじめはどっかのおじさんとでも思ったのでしょう。そんな僕を社長と知るなり、お客様は僕に『握手!!』いいですか…と。そこに言葉はなくても「ちゃんと家をつくってね。お願いします!」という思いが伝わってきたので、僕もまた大きくぶ厚い手でギュッと握り返し、『いい家にしますね』とお伝えました。大げさですが、信頼関係ってこういうことだよねって思ったわけです。

 

握手だけでコミュニケーションが成り立つのですから、人の感覚というのはすごい。五感はつながっていて、「見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触る」うちのひとつだけでもすべてが分かったように思います。触れたその感覚だけで心の奥まで入ってきて、その人の人となりが記憶されます。ラカーサが、さまざまなワークショップやイベントを通じて暮らしの中にある愉しさや、自分が何に豊かさを感じるのかを見つけてもらいたいと思っていることも、そうした人の感覚を信じているからかもしれません。ラカーサは、アフォーダンス設計を行っているのです。

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