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ニコタマとジャニスの祈りそして楽天

熊澤治夫 熊澤治夫 | laCASA CEO

2017.12.05 旅行

先日、東京オフィスでの打ち合わせの折に、学生時代に住んでいた二子玉に寄ってきました。

 

二子玉は東急田園都市線の二子玉川園駅【略してニコタマ】であり、最近では玉川ライズにTSUTAYA家電が出来たり、プライペートと仕事を両立させるべく新しい働き方を模索する楽天が本社を移転して、ライズに隣接する楽天クリムゾンハウスには1万人近い社員(内2割は外国人)が勤務する様になり、街自体も変わってきている様に思います。今の時代、会社にいる間だけ仕事のこと考えるというのは不可能な時代であるがゆえ、社員のプライベートもサポートする環境を用意して生産性を高めようということなのでしょう。

 

私が住んでいた当時のニコタマも、東急が開発した実験都市と言われ新しい風が吹いていました。それはマクドナルドが銀座に一号店を作った頃であり、近隣の成城や田園調布などの高級住宅地から246号線沿いに車で気軽に訪れる街になるよう、日本初のコインランドリーやケンタッキーフライドチキン、ドライビングショップ、高島屋ショッピングセンターもありました。

 

そんな新しい街の開発予定地の隣りに、私の住んでいたボロ宿舎はありました。

 

二子玉駅まで道路を突っ切って1分の駅前でしたが、駅前でありながら開発のお預けをくっていたおかげでボロ宿舎は格安の値段です。一階には元芸者さんで三味線の師匠である大家さんの自宅があり、いつも三味線の音が聞こえてきました。そこの二階に間貸しの四室が有るのですが、部屋の鍵は無くいつも開けっ放し。洗面トイレと、温度調節が壊れていてすべてのものが凍りついてしまう冷蔵庫は共同です。(でも、駅前で便利!言わばフリーアクセス)

 

そんな状態なので私が夜自分の部屋に戻ると誰かが寝ていて、自分の部屋なのに布団で寝れないなんて~カミュの小説「異邦人」並の不条理な状況は日常茶飯事の出来事でした。今の時代には考えられない事ですが、大学の私の周りの友人達も皆、似たりよったりの生活をしていたように思います。(私の周りだけだったのかもしれない、、、)

 

私のボロアパートに吸い寄せられるように集まってきた学生の中にはなぜか他の大学の学生達までもいて、まさにCOP10(生物の多様性条約)のごとく、その多様性はある意味「楽天」並です。そうやって学生が集まっては安酒を飲みながらの談義(仕事、社会、音楽、異性、宇宙とは?、、、)となるわけですが、酒が進むにつれて最後に決まって出てくる女子からの男子への牽制球は、伝説の女性ロックシンガー「ジャニス・ジョプリン」について【男には、ゼーったい、ジャニスは解らない!】というもの。当時の私達、男共には謎のフレーズでした。(仕事でも社会でも音楽でも、結局男女は違うんだってことが言いたかったのだと、今では理解していますが、、、、、合ってるんでしょうか?)

 

毎夜と言ってよいほど酒を飲んでの談義は夜中まで続きましたが (騒ぐ訳ではないんです!)、でも不思議と朝になると皆自分の大学に通っていっていました。

 

時代は形を変えて繰り返されるのでしょうか?

 

楽天が多様な社員を集め、時代の流れに沿った働き方改革を進めるために本社を移転したり、皆がコミュニケーションを取りやすい様に仕切りを無くしてすぐに集まれる空間を作ったり、社員各自のPCからビデオ会議に参加できるシステムを強化する(UC「ユニファイドコミュニケーション」の活用)などは、まさにスピード感あるコミュニケーションの大切さが必要とされているからだと思います。

 

 

社員の多様性とコミュニケーションこそ時代の要求なのかもしれません。

ラカーサも仕事と個人の時間が両立するようなオフィスに挑戦していこうと思います
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